屋外の配電盤の選定方法について

1. 防水・防塵性能

IP(国際防護等級)規格: 屋外使用の配電盤は、高い防水・防塵性能が求められます。IP規格で示される等級が重要です。例えば、IP65やIP66などの等級を持つ製品が推奨されます。
IP65: 防塵性能があり、あらゆる方向からの噴流水に対して保護されている。
IP66: 防塵性能があり、強力な噴流水に対して保護されている。

2. 材質

ステンレス製: 耐食性が高く、長期間にわたって屋外で使用できます。
プラスチック製: 軽量で取り扱いやすく、錆びないため、コストパフォーマンスが良い。
亜鉛メッキ鋼板製: 耐久性が高く、適度な防錆性能を持ちます。

3. 温度対策

通風構造: 配電盤内部の温度上昇を防ぐための通風構造や換気ファンの設置が考慮されます。
断熱材: 極端な温度変化から内部の機器を保護するために、断熱材が使用されることがあります。

4. サイズと容量

回路数: 必要な回路数に応じて適切なサイズを選定します。将来的な拡張も考慮に入れて、余裕のある配電盤を選ぶことが望ましいです。
内部スペース: 機器やケーブルの取り付けやメンテナンスがしやすいように、適切な内部スペースが確保されているか確認します。

5. 安全性と認証

絶縁性能: 高い絶縁性能を持つ製品を選び、感電事故を防ぎます。
認証規格: JIS(日本工業規格)やIEC(国際電気標準会議)などの認証を取得している製品を選ぶことで、安全性や信頼性が確保されます。

6. 取り付け場所と設置方法

基礎構造: 屋外設置の場合、しっかりとした基礎構造が必要です。コンクリート基礎やポール設置など、適切な設置方法を選びます。
アクセスのしやすさ: メンテナンスや点検がしやすい場所に設置することが重要です。

7. メーカーと製品の評判

信頼性: 実績のあるメーカーの製品を選ぶことで、品質やサポート面での安心感が得られます。
レビューや評価: 他のユーザーからのレビューや評価を参考にすることで、実際の使用感やトラブルの有無を把握できます。

当店で配電盤やブレーカなどで日東工業や河村電器産業を推奨しています。


☆まとめ

屋外の配電盤の選定には、使用環境や目的に合わせた慎重な検討が必要です。防水・防塵性能、材質、温度対策、安全性など、多岐にわたる要素を考慮して、適切な製品を選びましょう。また、専門の電気工事業者に相談することで、より最適な配電盤を選定・設置することができます。

2024年06月12日